2013 年 8 月 18 日

・説教 ピリピ人への手紙3章1bー11節 「信仰にもとづく望み」

Filed under: 礼拝説教 — miki @ 22:00

2013.8.18

鴨下 直樹

今日の説教箇所は3章1節の後半部分からお読みしました。なぜ1節の途中から読んだかと言いますと、ここから内容が大きく変わるからです。1節の最初に、「私の兄弟たち。主にあって喜びなさい」と結ばれています。ところが、こう言って結んだはずの手紙が、ここから突如として「前と同じことを書きますが」と少々強引に話が続けられているのです。それで、ここから4章1節までの内容は別の手紙が紛れ込んだのはないかと考える人もいますが、もちろん今となっては誰にも分かりません。いずれにしても、人の会話でも手紙でもそうですけれども、突然他のことを思い出して急に別の内容にするということはあることですから、この部分が別の手紙が紛れ込んだというようなことを考えてもあまり意味はありません。ここに書かれている内容に注意を払うことが大事です。

今日の箇所のテーマは信仰に生きることはどういう得があるかということです。これは、誰もが考えたことなのではないかと思います。教会に通うようになると、色々と失うものがあると考えられてしまうことがあります。この手紙を書いたパウロの場合はどうだったかということがここに出てきます。 (続きを読む…)

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