・元旦礼拝 ヘブル人への手紙13章14節 「永遠の都を求めて」
2013.1.1
鴨下 直樹
<ローズンゲンの年間聖句>
わたしたちはこの地上に永続する都をもっておらず、来るべき都を探し求めているのです。
ヘブライの信徒への手紙13章14節 新共同訳
私たちは、この地上に永遠の都を持っているのではなく、むしろ後に来ようとしている都を求めているのです。
ヘブル人への手紙13章14節 新改訳
2013年を迎え、今朝、私たちは元旦礼拝の時を持っています。そこで、年間聖句から御言葉を聞くことになっています。今年、私たちに与えられているのが、このヘブル人への手紙13章14節のみ言葉です。
「私たちは、この地上に永遠の都を持っているのではなく、むしろ後に来ようとしている都を求めているのです。」
私たちは、この新しい年に、私たちがもとめているのはこの地上の都ではないのだという、はっきりした否定の言葉を聞いています。私たちが求めているのは、この地上にあるものではないのだとこの御言葉は宣言しています。新年に聞く御言葉としては少し驚くかもしれません。私たちは、この地上での生活が少しでも善くなれば、少しでも幸いな生き方ができればと考えています。けれども、私たちが求めているのは、この地上の生活なのではなくて、この後に来る永遠の都での生き方なのだというのです。
そのことを考えるのに、私たちがまず考えなければならないのは、私たちの生活から考えるのを止めるということです。私たちの生活を土台にして考えるのではなく、まず、イエス・キリストは何をなさったのかということを考えてみることが大事です。 (続きを読む…)
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