2024 年 12 月 4 日

今月の礼拝予定(2024年12月)

Filed under: 今月の礼拝予定 — susumu @ 15:20

12月1日 待降節第1主日

主日主題: 主の羊
聖餐式礼拝: 午前10時30分(Zoom配信)
聖書:ルカの福音書15章1-7節
説教:「見つけ出された羊」鴨下直樹牧師

礼拝後:誕生月の祈り

12月8日 待降節第2主日

主日主題: 待望
公同礼拝: 午前10時30分(Zoom配信)
聖書のお話:「マリアの賛歌」可児宏子
聖書:マルコの福音書4章1-9節
説教:「聞く耳のある者」内山光生牧師

礼拝後:聖歌隊練習

12月15日 待降節第3主日

主日主題: 望み
公同礼拝: 午前10時30分(Zoom配信)
聖書のお話:「救い主の誕生」河合和世
聖書:マルコの福音書4章10-20節
説教:「良い地に蒔かれた者」内山光生牧師

礼拝後:月間予定確認会

12月22日 待降節第4主日

主日主題: 喜び
公同礼拝: 午前10時30分(Zoom配信)
聖書のお話:「羊飼いとみ使い」内山のぞみ
聖書:ヨハネの福音書1章9-14節
説教:「神の子どもとなる特権」内山光生牧師

礼拝後:クリスマス祝会

12月24日 聖夜

主日主題: 降誕
公同礼拝: 午後7時
聖書: イザヤ書60章1-2節
説教:「あなたの光が来る!」鴨下直樹牧師

12月29日 降誕後第1主日

主日主題: 再発見
聖餐式礼拝: 午前10時30分(Zoom配信)
聖書のお話:「マリヤとマルタ」河合和世
聖書: ルカの福音書15章8-10節
説教:「再発見する喜び!」鴨下直樹牧師

礼拝後:愛餐会

2024 年 12 月 1 日

・説教 ルカの福音書15章1-7節「見つけ出された羊」

Filed under: 礼拝説教,説教音声 — susumu @ 07:08

2024.12.01

鴨下直樹

⇒ 説教音声の再生はこちら


 今日からルカの福音書の第15章に入ります。ここは、有名な三つの譬え話が記されているところです。「迷える子羊」の譬え話と、「失われた銀貨」の譬え、そして「放蕩息子」と呼ばれる譬え話が記されています。

 はじめにお話ししておくと、この三つの譬え話というのは、主イエスが私たちにもたらしてくださる「救い」を3つの視点で語っているものです。もし誰かに、「聖書が語る救いって何ですか?」と聞かれたら、このルカの15章を思い出してくだされば良いわけです。

 さて、ルカの福音書の第15章にある主イエスが話された三つの譬え話は、ある出来事がきっかけになっています。それが1節と2節に記されています。これによると、主イエスの話を聞こうと、その周りに取税人たちや罪人たちが集まっていたようです。どうも、食事も一緒にしていた様子です。その姿を見て、パリサイ人や律法学者たちは文句を言ったと書かれています。

 別に、誰が誰とご飯を食べようが、誰と話そうが勝手にしたらよいと考えがちですが、この光景を、パリサイ人たちはどうしても認められませんでした。というのは、取税人や罪人たちというのは、神様の意思に逆らう人と考えられていたからです。パリサイ人のように神様の戒めに従おうとする人たちというのは、できるだけきちんとした生活をすることを志していました。誰からも後ろ指をさされることがないように、生活を律していました。この人たちの志はたいしたものであったと言えると思います。ですから、ここで罪人とよばれるような人とのお付き合いは避けました。どうしてかというと、いつどこでその人たちが悪いことをしでかすか分かりません。そうなれば、後々誰かに咎められる可能性があったからです。

 連日、兵庫の知事さんの話題でもちきりでした。公職選挙法に違反したのではないかと考えられていましたが、あの問題となった広告代理店の女性の社長さんが「話を盛っただけだ」と答弁すると、「なるほどそういうこともあるかもしれない」とみんな納得して、それ以上追及されなくなりました。けれども、こういう教訓というのは大切で、普段の脇の甘さが肝心なときに問題となる怖さというのを、私たちはあそこで見たわけです。そういうものをイメージすると良いのかもしれません。

 パリサイ派の人々は他の人の目をいつも気にしています。そういう人たちですから、主イエスの周りに罪人たちがいて一緒に食事をしている光景というのは、ひどくだらしなくみえるのです。一言、言わないではいらないような気持ちになるのです。罪人と一緒にいるということは、自分もその影響を受ける。それは聖書を教える立場の人には相応しくないと考えたのかもしれません。 (続きを読む…)

HTML convert time: 0.375 sec. Powered by WordPress ME