2013 年 11 月 10 日

・説教 出エジプト記20章7節 「主の御名を呼ぶ」

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2013.11.10

鴨下 直樹

あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。主は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかれない。

 

 今日は十戒の第三の戒め、「主の御名をみだりに唱えてはならない」という戒めです。

 みなさんの中にもご経験のある方がおられるかと思いますが、自分がいない場所で、自分の名前が使われるという経験がおありになるのではないでしょうか。「たしか、あの人があの時にこう言っていた」、「これはなになにさんの言っていたことだけれども」、「なになにさんも参加すると聞いたので、私も参加したんだけれどもなぜいないのか」。色々な状況があると思いますけれども、自分の名前が正しく使われていればいいのですけれども、まったく身に覚えのないこと、あるいは悪意をもって使われているとすればいい気持ちはしません。そんな話が耳に入ってきますと、自分の名前を出して話をした人に対して嫌な気持ちをもつことになってしまうことがあります。この第三の戒めが戒めていることは、まさにこのことです。

 名前が正しく用いられていないということは、はじめにその意図はなかったとしても、結果として自分の名前が軽んじていると感じてしまいます。まして、その名前が神さまの名前だというのですから、これはよほど注意深くする必要があります。 (続きを読む…)

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