・説教 ヨハネの福音書6章16-21節 「わたしだ、恐れることはない」
2014.8.17
鴨下 直樹
毎年この夏休みの季節を利用して、同盟福音に所属しながら、各地の神学校で牧師になるために学びをしている人たちを対象に、一日神学生研修会というのを行っています。これは、ほとんど公に告知されることもありませんので、神学生を抱えている教会と、神学生本人にしかたいてい伝えられることはありません。今年は、二名の神学生が出席しました。そこで何を学ぶのかと言いますと、私たちが所属している同盟福音という団体はどういう性質の団体、教団なのかということを、神学生の間にちゃんと理解してもらおうということで、もう何年も前から行われるようになりました。私はこの同盟福音の牧師の家庭で育ったということもあって、なんとなく、この教団がどういうものかということを知っているつもりですけれども、そこで神学生たちに学んでもらっていることは、本当は同盟福音の中でも、みんなで学ぶべきものだということを感じています。
特に、今年は「敬虔主義」について学びました。ひょっとすると、同盟福音に長く居ながら、敬虔主義ということについてあまり聞いたことのない方も多いかもしれません。この「敬虔」というのは、「敬虔なクリスチャン」などと言うときの「敬虔」です。「敬う」という字に「虔」という字は、「とらかんむり」に文という字を書きます。「とらかんむり」という言葉自体、あまりみみなれない言葉ですが、人生で色々な経験を積むの「経験」とは異なる字です。
岐阜教会の川村真示先生が、その学びの担当をしてくださいました。あまりここで詳しく時間を取ることはできませんけれども、敬虔主義というのは、 (続きを読む…)
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