・説教 ピリピ人への手紙2章12-18節 「星のように輝いて生きる」
2013.8.4
鴨下 直樹
先週から信徒交流月間ということで、水曜日と木曜日の祈祷会で信徒の方々が順に話をしてくれることになっています。毎年のことですけれども、私はこの集いをとても楽しみにしています。普段、みなさんがどのように御言葉を聞いているのかが良く分かるのです。また、そこで話される話を聞いて、その方がどのように聖書と向き合っているかが良く分かります。どのように御言葉と向き合っているか、ということは、どのように主と出会っているかということと同じことです。
今日の説教の題を「星のように輝いて生きる」としました。何だか、何年か前に流行った歌のタイトルのような説教題です。昨日も、直前までタイトルを変えようかと悩みましたけれども、そのままにしました。信徒交流で色々な方のお話しを聞いて、はじめてその方が何に苦しんでいたのか、どのように御言葉に支えられてきたのかが分かることがあります。それはまさに、自分の置かれたところで星のように輝いて生きることになっているのだと、つくづく思わされるのです。
ところが、この聖書の言葉はいったいどこにあるのかと思われるかもしれません。似ている言葉は十六節にあります。 (続きを読む…)