・説教 マタイの福音書17章1-20節「本当の主イエスと出会う時」
2011.11.27
鴨下 直樹
アドヴェントを迎えました。アドヴェントというのは、クリスマスを待ち望む季節のことです。先週の日曜日に大掃除をして、礼拝堂も奇麗にクリスマスの飾りがされて、このアドヴェントの季節に、主を待ち望む喜びを共に覚えたいと思っています。このアドヴェントの期間に私たちはきっといくつものクリスマスの音楽を聞き、また家族や友達とどのようにクリスマスを過ごすかを考え、またテレビやラジオでもいくつものクリスマスにまつわる物語に耳を傾けることでしょう。クリスマスは、主イエス・キリストのご降誕を祝う日です。
「ご降誕」と今、言いましたけれども、この言葉はまさに主イエスがお生まれになったことを言い表している言葉です。天から降りて来て、お生まれになられたということを、「降誕」と言い表しているのです。まさに、クリスマスは、天におられた神が人となられたことを覚えてお祝いする日です。
そして、このアドヴェントに私たちが今聞いた御言葉がこの主イエスの変貌の出来事の個所です。お聞きになって分かるように、少し不思議な出来事が記されています。 (続きを読む…)
コメントは受け付けていません。