2010 年 4 月 11 日

・説教 「キリエ・エレイソン」 マタイの福音書 5章7節

Filed under: 礼拝説教 — miki @ 20:49

鴨下直樹

 復活節第二主日を迎えました。この日には「クアジ・モド・ゲニティー」という名前が付けられております。ペテロの手紙第一 2章2節の「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです」という御言葉がこの日のための言葉として私たちは聴くのです。この「クアジ・モド・ゲニティ」という言葉は、第一ペテロの御言葉の「生まれたばかりの乳飲み子のように」と言う最初の言葉をラテン語にしたものです。イースターによって新しくされたことを祝う者は、乳飲み子のように御言葉を聴くことから始めるということを、教会は暦の中で教えて来たのです。このようなあまりなじみの無い言葉を聴くと、これは一体どのような意味なのだろうかと考えられるのではないかと思いますけれども、そこには大切な意味があるのです。

 

 また、この朝の説教のタイトルもあまりなじみのない言葉であると言えるかもしれません。このタイトルをご覧になって、同じように、この言葉はどういう意味かと考えられる方があるのではないでしょうか。 (続きを読む…)

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